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イラストレーターちかこのブログ。 のんびりお絵かき、のんびり更新。
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おひさしぶりです。
もう今年も半分近くになりますが、なかなか作品を作れずにいます(ヽ´ω`)
何かと今年はバタバタで、気がつけば時間があっという間に過ぎていてこわい…!!

 先日、念願のミュシャ展に行ってきました!
なんと、あのスラヴ叙事詩が日本に来るというので!!!
しかも巡回展もないとの事で、これはもうミュシャ好きを自称するならば這ってでも行くしかない……と、日帰り弾丸ツアーでしたが東京まで母も連れて行ってきました。
もう、もう、もう、感無量…!!
スラヴ叙事詩は小さいものでも4×5m、大きいものだと6×8mはある巨大なもので、これはもういつかプラハまで行かないといけないのでは…と思ってたのでした。







平日に行ったのですが、東京の美術館はこちらの土日かな?というくらいの混み具合でした。
私が一番好きなのは「故郷のスラヴ人」という作品(上の展覧会の案内に使われている絵)なのですが、本当に大きくて迫力満点で、思わず目頭を押さえるしかありませんでした。
背景の夜空の表現がまるでモザイク画のように点描で描かれていて、深い青にきらめく星の表現にうっとり…。
人物の表情、影の入り方、装飾の表現も…、ポカーンと立ち尽くしてしまって、言葉にならない美しさです。
スラヴ叙事詩が全て見られる、というのはプラハでもなかなかなかった事のようで、もう、この感謝の念をどこへ向ければ良いのか…!
今思い返しても目頭が熱くなります。
それに、1コーナーだけ写真撮影OKという大盤振る舞い!
素人の写真ではあまり意味はないので少ししか撮りませんでしたが、空いてたら記念撮影したかったところです。


↑この絵も初めて画集で見た時に、色の組み合わせや演出に本当にビックリした作品です。
「スラヴの歴史の神格化」

↑「聖山アトス」こちらも光の演出がほんとうに美しかった。
是非検索や本屋さんの図録できれいな写真を見て欲しい…(あまりにも写真が下手ww)

「フス教徒の国王ボジェブラディのイジー」という作品も、ステンドグラスから入ってくる光の柔らかい表現が本当に綺麗でした。

スラヴ叙事詩という通り、ズラヴの歴史を題材にしたもので、戦争や王の即位、信仰の絵なのですが、ミュシャの象徴的にモチーフを組み合わせて現実からはちょっと離れたような世界を描き出す力量にただただ感動するばかりでした。

ほかにも有名なポスターや宝石デザインの作品もたくさんありました(しかも堺市のが多い!)。
ポスターのミュシャのアール・ヌーヴォー様式もとっても好きです。装飾のデザインや構図、モチーフの象徴的な扱われ方は本当にたまらん…!という感じ。
売店がレジ30分待ちだったのがつらかったwww
6月5日までなので、行ける方は是非是非!

せっかくなので上野の東京国立博物館も見てきました!茶の湯展の曜変天目茶碗見たかったんですが、時間が足りなくて残念…。
さすがにバテましたけど、見に行ってよかった……大満足でした…(*´∀`*)

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